妻に退職を伝えた
妻に退職を伝えました。
もともと、いずれ退職することは伝えていましたので、とくに驚かれませんでしたが、退職後のお金については、きちんと説明しました。
妻に退職を伝えたのは、私の退職への気持ちと退職時期が、最終的に固まったからです。
その理由は、前の記事で書いたとおり、管理職の交代です。
後任でやってくる新たな管理職は、私と仕事をするのは初めてです。
そのため、辞めるタイミングとしては適しているわけです。
退職に関しては、昨年までは、「本当に辞めてしまっていいのか」という気持ちが残っていました。
しかし、最近はそうした気持ちも薄れています。
50歳という年齢を前にして、ようやく覚悟が固まったというか、人生の残り時間の少なさを実感してきたというか、いろんな気持ちの整理がついてきました。
そこで、夏に退職する意向を妻に伝えたのです。
ちょうど確定申告の作業が終わる頃でしたので、その申告書も見せました。
私はサラリーマンの給与以外に、株式などの配当のほか、いくつかの副収入があります。それらの収入だけで、十分暮らしていけることを説明しました。
ついでにマイカンパニー(資産管理会社)の決算書も見せて、私の資産を整理したエクセルも見せました。つまり、我が家の資産総額をはっきりと見せたわけです。
そして、この資産を食いつぶしていくだけでも、平均年齢くらいまでは暮らせることを示しました。
要するに、贅沢しなければ副収入だけでも暮らせるし、資産を食いつぶしても暮らせるし、もうサラリーマンを続ける必要はないことを、きちんと示したわけです。
妻もその状況はおおよそ認識していましたので、とくに驚きはなかったようで「あなたの好きにしてください」とだけ言ってくれました。
妻としては、私が会社を辞めることで、家にいる時間が増えたら、ストレスの原因になるかもしれません。しかし、私が育児を手伝う時間が増えるなら、自分の負担軽減になると考えているかもしれません。
セミリタイア後、私は近くに事務所としてマンションを借りて、昼間はそこにいるつもりです。
妻の負担を増やしたりはしないように、心がけます。