FXを全決済した
「トルコショック」で市場が揺れています。
為替は、軒並み円高に振れました。いまのところ、トルコリラ以外への影響は小さいですが、私は、ポジションをすべて解消して一時撤退しました。
直撃は受けていないが
トルコの通貨リラ急落の影響が広がっています。アメリカによる経済制裁を受けて、トルコリラが急落。引きずられる形で、円が全面高になっています。
「トルコショック」と表現するメディアも出てきました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34090300T10C18A8000000/
私はトルコリラには手を出していないので、直撃は受けていません。
しかし、8月9日からの3営業日で、豪ドルは約2.5円、ニュージーランドドルは約2円、英ポンドも約2円と急落。8月上旬から円高傾向が進んでいたこともあり、全体としてロングポジで痛手を受けました。
普通なら、この程度の急落は耐えるのですが、今回は、なんだか、いやな予感がします。
ポジション全体としてはまだ利益があったので、利益のあるうちに撤退しました。
全決済です。
あー、久しぶり、全決済。
リーマン以来じゃなかろうか。
あのときは、含み損に耐えきれず全決済を迫られました。
その経験が、今回、私を、余力のあるうちの撤退に導いています。
含み益があるうちは撤退しやすいのですが、含み損が大きくなると全決済は勇気が要ります。そのため、リスク回避として、この段階で、いったんFXから手を引きました。
チャンスを捉えるために
大きく為替が動くときは、チャンスと言えばチャンスです。
ただ、チャンスを捉えるには、重荷となるポジションを抱えていてはダメです。まずは、身軽になること。
トルコリラショックが、このまま収束するのか、さらに拡大するのか、私ごときには予測できません。
当面は円高トレンドに振れていく気がしますが、どう動いても対応できるように、体制を整えておきます。