リーマンパッカーが50歳でセミリタイアを目指す

妻子ありでセミリタイア。高配当株、ETF、米国株、FXなどに投資しつつ、ネット副業で暮らすことを目標とするブログ。

同期に先を越されてしまった

8月も半ばとなりました。本来の私の計画では、2018年8月末が退職日の最有力候補でした。8月末を以て、退社する心持ちだったのです。

しかし、私は、退職を1年延ばしました。あと1年、働くつもりです。

一方で、私の入社同期が、8月末付で退職することがわかりました。先を越されてしまいました。

送別会は流れてしまい

退職した彼は私の同期ですが、少し年上です。仕事ができる男で、出世も早く、退職と聞いたとき「独立するのかな」と感じました。

社内でも、そう感じた人は多いようです。

 

実際のところは、同業のベンチャーへ転職ということでした。ヘッドハンティングに見えますが、どういう経緯かは知りません。

 

同期での送別会が行われる予定で、世話好きな別の同期が日にち調整をしていました。

しかし、結局、流れてしまいました。

 

なぜかというと、彼は「親の具合が悪い」といって、仕事の引き継ぎが片付き始めた頃から、会社にあまり来なくなってしまったからです。

自然、同期の送別会は流れてしまいました。彼の部署での送別会すら流れたそうです。

負担のない辞め方

「親の具合が悪い」という彼の事情が、本当なのかは知りません。私は彼と親しくないし、彼の親がどこに住んでいるのかすら定かでありません。

 

ただ、本当であれウソであれ、「うまい言い訳だな」と感じました。

 

私も一度は転職しているのでわかるのですが、会社を辞めるときの「送別会」というのは、迷惑なものです。

退職に関することは、あまりしゃべりたくないものですが、それを根掘り葉掘り、ここが最後とばかりに聞いてくる人もいます。

 

それに、もう二度と会わない人、会いたくない人がほとんどの会合なんて、時間の無駄です。

 

ですので、彼が「親の具合」を理由としてあらゆる送別会を断って、最後のほうの出社も減らして退職してしまうというのは、なかなか見事だな、と思ったわけです。

負担のない辞め方です。

これは使える

そして、これは使えるな、と思いました。

年齢的に、私も親の具合が悪くてもまったく不思議はありませんし、実際、もう元気とまではいえない状況になっています。

ですので、それを理由にして、有給をしっかり消化し、出たくもない送別会はやらないでもらう。そういう方法もあるわけです。

 

送る方にしたって、そんなに真剣に送別会をしたいわけでもないし、まあそれでいいかな、と思ってしまうのです。

親の体調不良を言い訳に使うことに、一抹の後ろめたさは感じますが。

 

それにしても、先を越されてしまいました。

もし、私もこの夏に辞めていれば、同時期に同期が揃って退職となり、それなりに社内で話題になったかもしれません。

そうならなかったのは、いいことかもしれないです。そして、先達ができたことで、気持ち的に、私も少し辞めやすくなりました。

来年は、私の番だ!