賃金3割減で65歳まで働く?
65歳定年が現実のものとなりつつありますが、給与は60歳よりも少なくなるそうです。
それでも、みんな働くのかな?
国家公務員では、65歳定年を実施するにあたり、60歳以降の給与水準を60歳前の7割程度にするそうです。
国家公務員の定年を60歳から65歳に延長するための関連法案の概要が判明した。60歳以上の給与水準を60歳前の7割程度とする。
民間企業も、公務員の制度は参考にします。ですので、民間企業でも定年延長に際しては、60歳以降の給与が下がる仕組みになるのでしょう。
そこまでして65歳まで働くのか?と思いますが、働く人は多いのでしょうね。
実際、私の会社でも、定年再雇用という現状の制度で、65歳まで働く人は結構います。
ただ、60歳以降の人が、どれだけ本気で働くか、というと、正直疑問です。
49歳の自分だって、20代に比べて働く意欲は落ちていて、面倒な仕事には手を出さないようになってきています。
先の見えたサラリーマンは、50代以降は「ほどほど」にしか働かないのではないか、と思います。
ですので、60代の給与を7掛けにするというのは、正しい施策だと思います。
65歳までの定年延長で効果があるとすれば、50代の人の勤労意欲を刺激する、という点でしょうか。
「60歳がゴール」だったら、55歳以降のやる気を刺激するのは難しいとると思いますが、「65歳がゴール」になったら、55歳でもまだ10年あります。「まだ10年あるから、ちょっとがんばろう」という前向きな人を刺激するのはいいことだと思います。
私自身は、定年延長に賛成です。
働きたい人は、いつまでも働ける世の中であってほしいと思いますし、多くの人が65歳や70歳まで働けば、それによって年金財政も助かります。それは私の利益にもなるからです。
ですので、65歳といわず、70歳までみんながんばって!
私は50歳でセミリタイアしますが、あくまでセミリタイアです。完全リタイアではありません。
サラリーマンを辞めるだけで、働くのを辞めるわけではありません。
のんびりマイペースでウェブの仕事を続けていこうと思っています。