「70歳まで働け!」 ついに政府が一生社畜キャンペーン
ついに政府が一生社畜キャンペーンを開始するようです。
70歳までの雇用を企業に義務づけるとか。
たいへんな時代になりました。
70歳までの雇用を義務づける
日経の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35011340V00C18A9MM8000/
現在の高年齢者雇用安定法は、希望者に対して原則65歳までを「継続雇用年齢」として働けるようにすることを義務付けている。政府は同法改正で年齢を徐々に70歳にまで引き上げたい考え。まずは企業の「努力目標」とする方向だ。 (中略) 国家公務員の定年は原則65歳に延ばす方向で、政府は民間にも同様の動きを促す。
こういうのは、公務員から率先して初めて、民間企業に波及していくものです。
ですので、最初に公務員の定年が65歳になり、やがて民間企業も65歳定年に。
希望者は70歳まで再雇用。
そういう時代になるのでしょう。
年金破綻を先延ばし
これにより、年金の受給開始年齢を遅らせて、年金破綻を先延ばしにしようという政策であると察せられます。
つまり、国を挙げて、「70歳までサラリーマンを続けましょう。社畜として一生を終えましょう、年金は70歳以降にもらいましょう」というキャンペーンがおこなわれるのです。
「70歳まで働け!一生社畜キャンペーン」
ですね。
まあ、70歳まで仕事しても、平気寿命的には十数年の余生があるので、厳密には「一生社畜」ではないのですが、「ほとんど一生社畜」ですよね。
年金財政の事情からみて、この施策は早急に行われるでしょう。
つまり、
私の定年は65歳になるわけだ。
あと16年。
遠い。
なんか、南極のように遠い感じ。
マゼラン海峡の向こう側の世界というか。
その先にはもう、人は住んでいないんだよな。
私にとってはいいことだ
と書きましたが、この「70歳まで働け!一生社畜キャンペーン」、じつは、わたしは評価しています。
働きたい人は働けばいい、と思うからです。
それで年金財政が救われるなら、働かない私にとってもいいことです。
ただ、政府がいかに「社畜キャンペーン」の旗を振ろうとも、私はちゃんと50歳までに退職しますよ。