リーマンパッカーが50歳でセミリタイアを目指す

妻子ありでセミリタイア。高配当株、ETF、米国株、FXなどに投資しつつ、ネット副業で暮らすことを目標とするブログ。

セミリタイアして大学に行こうかと考えてみた

立教大学

セミリタイア後、大学に入ろうか、とも検討しています。ただ、実際に真剣に考え出すと、 いろいろ大変そうです。

セミリタイア後の大学入学の目的と問題点について考えてみました。

セミリタイアで大学に行く目的

セミリタイア後に大学に行く目的は、いくつかあります。

1つは、自分のインプットを増やすという目的です。インプットの重要性は以下に書きました。

rymanpacker.hatenablog.com

50歳過ぎてのインプットは効果的とはいえませんが、いまインプットしておけば、それが老後に役立つ可能性もあります。

というか、老後に役立つインプットができなければ、大学に通う意味はあまりないと思います。

 

2つめの目的は、知り合いを増やす、という点です。

同じ学問領域に興味のある人が集まる講義なら、長くつきあえる友人が見つかりそうですし、さらに発展して協業できるかもしれません。

協業とまではいかなくても、セミリタイア後にネットで小さな事業を行う予定の立場では、話し相手がいるだけで大変心強くなります。

 

3つめの目的は、「どこかに所属したい」という所属欲です。

どこかに所属していないと不安、という社畜根性の裏返しですね、すいません。

 

まとめると、自分が老後に自営業として関わっていく分野の知識を深め、知人を増やし、所属先を確保する、という目的です。

セミリタイアで大学に行く問題点

大学に行きたい!とわめいたところで、入試をパスして大学に入れるか、という問題があります。

が、それは社会人入試でパスできると仮定して、実際に入学した後の問題点を考えてみましょう。

 

まず、時間を取られるという点。

大学に学部生として通うなら試験がありますし、卒業論文も書かなければなりません。

週4~5日は大学に通わなければいけないでしょうし、家での勉強の時間も必要になります。

大学院生なら講義は減りますが、そのぶんレベルは上がりますし、修士論文の大変さは卒論の比ではありません。

 

勉強も簡単ではないでしょう。

50代ともなると、記憶力が落ちているのはもちろんですが、それよりも老眼が始まっていますから、教科書の細かい文字を読むだけで一苦労です。

若い学生と同レベルで講義に付いていき、単位を取り卒業するには、ものすごい労力が必要でしょう。

 

私の場合、セミリタイア後もネット関連の自営業は続けますので、仕事と学業の二足のわらじとなります。

学業に専念したら、収入が途絶えます

途絶えても大丈夫なくらいの蓄えはありますが、ネット関連の収入は、一度途絶えると回復させるのが大変なので、やっぱり途絶えさせたくありません。

 

いまさらいうまでもありませんが、大学は10代20代の若者が無職で全力で学ぶ場所です。

50代が兼業で学ぶのは、やっぱり大変そうです。

現実的には聴講生?

現実的に可能性がありそうなのは、負荷の少ない科目履修生聴講生でしょうか。

科目履修生と聴講生の違いは、試験があるかどうか、という点です。科目履修生は試験またはレポートがあり、パスすれば単位認定されます。

いっぽう、聴講生は聞くだけです。

 

マス講義を受けても仕方ないですが、少人数講義の科目なら、知人もできやすいでしょうし、教授とも関係が築けそうです。

とりあえず、興味のある大学院の科目履修生になり、その教授とうまくやって行けそうなら、大学院の試験を受けて正規入学する、という方法もありそうです。

 

学部でなく大学院を選ぶのは、学生の年齢層が高く、社会人経験者も混ざっている確率が高いので、馴染みやすそうだからです。

学部聴講生だと、知人もできにくそうですし、勉強の張り合いもなく、やりがいが湧かない恐れがあります。

シニア向け大学も

シニア向けの制度を作っている大学もあります。たとえば立教セカンドステージ大学です。

学位取得はできないものの、ゼミもあり、聴講制度としては本格的です。

www.rikkyo.ac.jp

自分の学びたい分野があるなら、こういうところを選ぶのがいいかな、と思います。

いまさら学歴は要らないので、学位取得はあまり重要ではありませんし、セミリタイア後に大学に通うなら、現実的な解だと思います。

ただ、最低年齢が50歳だと、学友はそれ以上の年代ばかりです。

こうしたシニア専門大学は60歳以上になって入るにはいいですが、50歳で入るにはちょっと早いかな、という気がします。