リーマンパッカーが50歳でセミリタイアを目指す

妻子ありでセミリタイア。高配当株、ETF、米国株、FXなどに投資しつつ、ネット副業で暮らすことを目標とするブログ。

毎年、2週間の休暇を取りつづけた男の末路

休暇イメージ

私のことです。

20代後半から30代前半にかけて、年に1度は2週間程度の休暇を取ることにしていました。

天皇誕生日から休み始める

休む時期は、だいたい年末です。12月23日の天皇誕生日を目安に休み始めます。

こうすると、12月23日から1月3日まで、12日間休めることになります。

曜日の並びによってはもっと休める場合もありますし、曜日の並びに関係なく、もっと休むこともありました

はっきり覚えていませんが、たしか最長は17日間だと思います。

17日も休むと、身も心もリフレッシュして、休み明けは仕事する気になりませんでした。

年始は休まない

年末年始の休みかたのコツは、有給休暇を取るのは年末に限り、年始は休暇を取らないことです。

年始は、できるだけ仕事始めにきっちり出ることが大事です。

これには理由があります。

 

年末は、みんな「もうすぐ正月だから」と浮かれているので、早めに休んでもあまり反感を買わないのです。

 

仮に「もうあいつは休むのか」と思う人がいたとしても、休暇明けになると、忘れてしまっています。

「自分だけいない」は避ける

これに対し、正月明けに続けて休暇を取ると、仕事始めに自分だけいないことになります。

これは目立ちます。

1月5日とか6日とかに遅れて「初出社」すると、自分だけ年始の挨拶を遅れてしなければならなくなり、ますます目立ちます。

 

正直、仕事始めの日なんて、出ても出なくてもたいした仕事にならないから休んでもいいと思いますが、

「みんな休み明けでがんばっているのに、あいつだけまだ休んでいる」

と思われやすいという側面もあります。

 

休暇をしっかり取っていく上で、こうした同僚の「ねたみ」は禁物です。

ですので、年末年始は、「なるべく12月に早めに休暇に入ることで、長期休暇を実現する」という方針を貫いてきました。

 

これにより、だいたい、毎年2週間程度の休暇を1度は実現できてきたのです。

2週間が「長期休暇」といえるかは、個人的には微妙だと思いますが(長期ってのは1ヶ月くらいを指すと思う)。

南にしか行けない

こうして、20代後半から30代前半まで、ほぼ私は毎年年末に2週間の休暇を実現してきました。

 

ただ、難点もあります。時期的に南方面にしか行きにくい、ということです。

たまにはヨーロッパでのんびり、と思っても、12月下旬は寒いし、日も短いし、町中クリスマスだしで、旅行しづらいです。

必然的に東南アジア、中東、中南米などに旅行することが多くなります。

 

なかでも、中東は何度もいきました。

まだアルカイダなどが出没する前でしたので、シリアやイエメンといった国も、とくに問題なく旅行できました。

いまや、シリアもイエメンも旅行困難になってしまいましたし、エジプトですら油断ならなくなってきてしまっているので、この時期に中東に行けたことは、本当によかったと思います。

2週間の休暇を取り続けるとどうなる?

さて、こうして年に1回、2週間の休暇を取り続けた男の末路はどうなったでしょうか。

 

別に、どうにもならなかったです。

 

「あいつは年末の忙しい時期にさっさと休む」という評判は立っていたのかもしれませんが、気にしないことです。

私の場合は裁量労働制なので、自分の仕事さえ片をつけていけば、何の問題もありません。

その後、私はとくに出世していませんが、たぶん、年末年始に2週間休んだことと無関係です。

出世も左遷もなし

ただ、これ以外にも1週間程度の休みは取りまくっていたので、それが出世しないことに関係したかもしれません。そこは否定できないな。

 

といっても、強がりではなく、別に管理職なりたいわけではないので、別にかまいません。

つか、管理職になったら、1週間の休みすらろくにとれないので、今のままで十分です。

 

ちなみに、左遷もとくにされませんでした。

やることやってノルマを達成していれば、会社側としても、「左遷させたい」とも思わないのでしょう。

要するに、毎年、2週間の休暇を取り続けた男の末路は、

 

出世も左遷もなかった

 

ということになります。

つまらなくてごめんなさい。

夏休みはとりにくい

ちなみに、夏休みを長めに取ることもありました。

これも原理は年末年始と同じで、8月の上旬から休み始め、お盆あけのタイミングで出社します。

 

夏休みはばらばらに取る人が多いので、8月上旬に休んでも、そんなに目立ちません。

ただ、8月上旬に2週間休むには、7月下旬に猛烈に仕事しなければならなくなります。

業種にもよるでしょうが、私の場合は7~8月は仕事が多い時期でしたので、結構たいへんです。

そのため、結局夏休みは1週間程度で我慢することがほとんどでした。

これから毎日が連続休暇だ!

30代の頃は必ず年末年始に取っていた2週間の休暇ですが、40代になってからは、あまり取らなくなりました。

その理由は、休暇前に仕事を片付けてしまうのが大変になったからですが、私自身の「何が何でも休んで海外旅行してやる!」という情熱が薄れたのも理由です。

 

また、両親も年を取り、正月くらいは実家に顔を出そうという心境になったこともあります。

そして結婚してからは、さすがに妻をおいて一人で正月にバックパッカーするわけにもいかず、かといって妻は欧米以外に行きたがらないので、国内にとどまることが増えました。

 

そういうことで、もう2週間の連続休暇を取ることはないかな。

来年で会社を辞めるし。

会社辞めたら、毎日が連続休暇だ!!!!