セミリタイアを決断
2018年夏に、48歳でセミリタイアすることを決めました。
サラリーマンになって、26年です。途中1回の転職を挟みましたが、よく続けてきたと、我ながら思います。
まとまった有給休暇が取れない!
サラリーマンをしながら、バックパッカーをしていました。
いわゆる「リーマン・パッカー」です。
世界中、いろんなところに行きました。
でも、10年ほど前から、海外旅行に行く機会が減ってきました。
会社の業務量が増えてきて、まとまった有給休暇が取りにくくなってきたからです。
海外旅行に対する自分の情熱も、以前より減ってきました。
1~2週間程度の海外旅行を繰り返していると、やがて飽きてくるものなのかもしれません。
恵まれてはいるが
仕事は、つまらないわけではありません。職場環境も恵まれているほうだとは思います。
給料は悪くないし、裁量労働制なので、出社時間を遅くすれば、朝の超満員電車に乗る必要もありません。
ただ、仕事量は気が遠くなるほど増えています。 裁量労働制であることをいいことに、会社側はどんどん仕事を振ってくるからです。
裁量労働制は、いくら仕事を増やしても、残業時間が増えたりしませんから、会社には都合のいいシステムです。
会社の立ち位置も見えてきて
一方で、40代も後半になると、会社内での立ち位置も決まり、先も見えてきます。
会社で冷や飯を食わされているわけではありませんが、優遇もされていません。 中の中、という感じでしょうか。
バブル世代の私たちは、年齢の近い同僚がたくさん会社にいます。
しかしポストは少なく、これから昇進しても先が知れています。
そして昇進したとしても、いいことがあるかどうかわかりません。
隣席にいる2つ年上の管理職は、経営陣から降りてくるノルマの数字がものすごく、とても大変そうです。
それを見ていると、いまさら出世したいという気も湧いてきません。
というか、そもそも出世する可能性もほとんどありません。
高齢出産で子どもが
40歳を過ぎて高齢結婚をし、息子ができました。
子どもはいま3歳ですが、発達障害に近く、かなり多動です。 そのため、妻はとても大変そうです。
私自身、会社で大量の仕事をこなしながら、家事の手伝いをし、おまけに多少の副業もしているので、忙しくて気が遠くなりそうです。
バックパッカーなんて、やっている時間がありません。
ということで、会社勤めに見切りを付け、子どもと接する時間を増やして妻の肩代わりをし、少しくらいは旅をする時間を確保するために、来年夏、48歳でセミリタイアをすることを決めました。
自分の記録として
幸いなことに、これまでの貯金やら投資やら副業やらで、資産はそこそこ増えてきました。
旅行以外に趣味がないので、旅行をしなくなるとお金が貯まるのです。
死ぬまで困らないほどの資産ではありませんが、手堅い運用をしつつ、これまでの副業もささやかに続ければ、まあ、なんとかなるでしょう。
このブログでは、自分のセミリタイアに向けての記録として、また、どなたかの参考になればと、書いていきます。
こんな本が参考になりました。