リーマンパッカーが50歳でセミリタイアを目指す

妻子ありでセミリタイア。高配当株、ETF、米国株、FXなどに投資しつつ、ネット副業で暮らすことを目標とするブログ。

セミリタイア後の移住について。東京を離れてどこに住むか?

札幌羊ヶ丘

退職後、どこに住むか。

セミリタイアして、勤務先の縛りがなくなったら、好きなところに住むことができます。

実際に、どこに住むかと考えるのは楽しいことです。

移住先の希望条件を整理する

セミリタイア後、仮に移住するとして、どういう場所がいいのか、自分で希望と条件を整理してみました。

 

1 子供の教育環境が良い場所。

2 親の介護のため、関東地方にアクセスしやすい場所。

3 冬にスキーをしやすい場所。

4 一戸建てではなく、マンションに住める場所。

5 海外旅行したいので、国際空港に近い場所。

 

おおざっぱにいうと、このくらいです。

この5条件を満たす場所はあるのでしょうか。

教育環境が難題

まず、「子供の教育環境」というのは、いきなり難題です。

というのも、私の子供は発達障害のボーダーラインに位置しているためです。

 

発達障害に対する教育環境は、地域差が激しいという現実があります。

ですので、発達障害に理解がある地域が理想ですが、

地方では、まだまだ発達障害に対する偏見が多いと聞きます。

 

となると、大都市に限られます。

学校の選択肢が多いのが理想なので、私立学校の多いエリアを狙うことになります。

理想と現実を擦り合わせる

親の介護のため、関東にアクセスしやすい場所というのは、空港や新幹線駅から近ければ、まあ、大丈夫でしょう。

 

冬にスキーのしやすい場所は、当然、北国になります。長野、新潟、宮城、北海道あたりでしょうか。

 

マンションにずっと住んでいるので、マンションの快適性に慣れてしまいました。そのため、いまさら一戸建てには住む気になれません。

しかし、マンションはどこにでもあるわけではありません。マンションの供給が豊富なエリアは、大都市に限られます。

 

そして国際空港は、羽田、成田、中部、関西、福岡しかありません。「国際空港」の解釈を広げたとしても、札幌と那覇までです。

 

こうして理想と現実をすりあわせていくと、移住候補地は自ずから絞られてきます。

札幌しかない

理想だけで語るなら、広大な大地に憧れがあるので、北海道に住みたいと思います。

自然が豊富でスキー天国のニセコが最高です。

 

しかし、自分の条件を冷静に並べてみると、ニセコに住むのは難しそうです。

学校は少ないし、空港は遠いし、外国人向けのコンドミニアムを除けば、マンションはほとんどありません。

 

5条件を全て満たす場所があるとすれば、札幌くらいです。

 

札幌なら、スキー三昧のマンション暮らしもできますし、学校の選択肢もある程度、望めそうです。国際空港もあり、東京へのアクセスも比較的容易です。

したがって、移住をするとすれば、札幌がターゲットになります。

教育環境ならやっぱり東京

実際、セミリタイア組で、札幌に住んでいる人は少なくないようです。

札幌在住者のセミリタイアブログもちょくちょく見つけます。それだけ快適なのでしょう。

 

しかし、実際に札幌に移住することは、たぶんないと思います。

 

発達障害児の教育環境を考えれば、なんだかんだで、東京が一番いい気がします。

海外旅行をするにも、やはり成田・羽田に近い東京が便利です。

親の介護をするのも、自分にとっては東京が便利です。

二地域居住も考える

しかし、せっかくセミリタイアしたので、冬はスキーをしまくりたいし、自然に親しみやすいエリアで過ごしたい、という希望も依然として残ります。

自然に親しみやすい地方のほうが、子供の教育にも適している気もします。

 

さらに、このまま東京のマンションで死ぬまで暮らすと思うと、若い頃、自分が思い描いていたのとは、ずいぶん違った、少し残念な人生になってしまう気もします。

 

そう考えると、都内から少し離れた郊外エリアに移住するという選択肢もあります。

ただ、それは移住とまではいかない、「転居」の範囲に収まる気もします。

東京から札幌まで行けば「移住」ですが、たとえば国立や立川なら「転居」に過ぎません。

 

やっぱり、もっとダイナミックに、新しい住処を探したい。

そう考えて、東京に拠点を置きつつ、地方に別宅を持つ「二地域居住」も考えはじめています。

これについては、別記事を書きました。

rymanpacker.hatenablog.com

 

こんな本を参考に読んでいます。

まんがでわかる地方移住