二地域居住を実現するための方法を考える
セミリタイア後の移住は、しないことを決めました。
それについては、以下の記事で書きました。
しかし、地方にも住んでみたい。子供をずっと東京だけで育てることにも抵抗があります。
そのため、二地域居住を検討しています。
別荘を持つ方法
二地域居住とは、要するに別荘を持つことです。
普通に考えれば、二地域居住はお金がかかります。セミリタイアの分際で大金は使えませんので、別荘なんて無理です。
ただ、投資として考えれば、可能性が見えてきます。つまり、将来値上がりが見込める不動産を購入して、それを維持していく形で別荘にも住む、ということです。
値上がりしそうな不動産を買って、別荘として使えば、投資にもなるし、二地域居住も実現できます。
値上がりしないまでも、最低限、値下がりさえしなければ、別荘を持つことは大きな負担になりません。
たとえば、軽井沢
これを実現するためには、将来的に資産価値が維持されそうなエリアに不動産を持つことが大切です。
つまりブランドエリアです。
たとえば、軽井沢。
日本人でも軽井沢に別荘を持ちたい人は大勢いますし、最近はアジア系の外国人の注目も集めています。そのため、軽井沢の不動産価値は、将来にわたり安定していると見込めます。
現実に、軽井沢の便利なエリアで別荘を買おうとすると、とても高いですし、良い物件は高くてもすぐに売れます。
それはつまり、資産価値が維持されやすいことを意味しています。
こうした形で考えていくと、別荘を購入できるエリアは、日本全国を見渡しても限られてきます。
軽井沢や箱根、北海道ならニセコのゲレンデ近く。
……、なかなか難しい。
高いし、そもそも物件数が少ない。
とても買えない。
安い不動産は?
逆に考えて、非常に価格の安い不動産を買えば、資産価値の下落を心配することはなくなる、という考え方もあります。
たとえば、越後湯沢の100万円くらいのマンションを買えば、もうこれ以上資産価値が下がりようがありません。
しかし、そういうマンションは、手放したくなったときに、買い手が付かないものです。マンションでなく土地でも同じですが、激安の不動産は、売りたくても売れないから安いのです。
別荘として使わなくなったときに、売り抜けられなければ、固定資産税の請求書が毎年やってくる「負動産」を、子供に残してしまうことになります。
マンションなら、さらに修繕積立金と管理費が上乗せになり、そのうち老朽化とか、本当に恐ろしい将来が待っています。
そうなると、やはり安い物件は買えません。
結局、札幌か
なかなか難しい。
資産的に比較的安定していて、物件も多い札幌の地下鉄沿線で探すしかないのでしょうか。
でも、たとえば札幌の円山公園にマンションを一部屋買ったとして、東京との二地域居住をするかな?
もう少し考えます。
こんな本を参考に読みました。